石灰石輸送
製鉄副原料、セメント主原料となる石灰石は、当社の総輸送数量の約33%を占めています。長期運送契約に基づくセルフアンローダーを装備した大型専用船で、大量かつ安定的な輸送に努めています。
また、長年の運航実績に基づく経験と海技力により、船舶の安全運航と運航効率向上を実現しております。
石灰石輸送について
輸送船のご紹介
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石灰石専用船「君鉄丸」
G/T 17,477トン D/W 21,000トン 積載量 20,000トン -
石灰石専用船「下北丸」
G/T 5,154トン D/W 5,646トン 積載量 約5,200トン -
石灰石専用船「八戸丸」
G/T 17,478トン D/W 21,000トン 積載量 20,000トン
石灰石輸送の特長
特長 1
業界でも数少ないセルフ・アンローダーを装備しています。
※セルフアンローダー船とは、船自体に揚荷役装置を備えており、陸上の設備を使用しないで自ら揚荷を行うことが可能です。インバーター制御により陸揚設備能力に合わせて調整可能なセルフアンローダーを装備し、最大3,000t/h能力の揚荷役を実現しました。
特長 2
船艙の残石居着きを防止するために艙内構造に工夫を施し、 船舶の運航効率の向上と作業の安全を図っております。
航路事例
国内初のセルフアンローダー船「尻屋丸」(1960年6月竣工)から、現在まで鉄鋼・セメントメーカー向けの石灰石輸送を行っております。
本船は国内初となる天然ガス専焼機及びリチウムイオンバッテリーを搭載しており入出港時ではバッテリーのみの運用でゼロエミッション実現可能な地球環境に優しい船舶となっております。
一年を通した様々な気象・海象、特に冬場の厳しい環境において、船員の高度な技術力により定時運航を長年行っており、お客様から高い信頼をいただいております。
セルフ・アンローダー装置による作業風景
セルフ・アンローダー装置はベルトコンベア等により、ほとんど人の手を使わずに、自動的に大量の石灰石を短時間で効率的に荷役することができます。